分析サービスのご案内:溶融粘度測定、UL燃焼性試験
分析サービスのご案内:溶融粘度測定、UL燃焼性試験のご案内
今月は溶融粘度測定、UL燃焼性試験についてご紹介させていただきます。
溶融粘度測定
樹脂の成形加工性を評価したり、樹脂流動シミュレーションに使用するパラメータを導出するために必要な測定方法です。
流動性や粘度の温度依存性、せん断速度依存性(熱硬化性樹脂の場合は硬化度依存性)を測定します。
住ベリサーチは複数の測定方法から樹脂の特性や目的に合わせて、最適な測定方法を提案できます。
【溶融粘度測定(高化式フロー)】
細管(キャピラリー)を用いてその流量から粘度を評価します。
熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の両方に対応できます。
細管(キャピラリー)から流出させて評価する測定方法のため、射出成形やトランスファー成形の評価に向いています。
【スクイーズフロー法】
低せん断速度の流れとなる、2mm以上の厚みのある厚物半導体パッケージなどの流動シミュレーションに必要な粘度測定に適しています。
SMC、BMC、ゴムなど、他の手法では測定が難しい試料も対応可能です。
圧縮流動させて評価する測定方法のため、圧縮成形の評価に向いています。
UL燃焼性試験
建材や電子材料などの難燃性は、火災の発生や災害の拡大を防ぐために材料の安全面を見る重要なパラメータの一つです。
UL燃焼性試験は、Underwriters Laboratories Inc.が定めた規格(UL94)において、所定サイズの試料に接炎した後、燃焼継続時間や燃焼速度により、難燃性を評価する方法です。
スタンダードな試験方法のため、難燃性を正しく評価することができます。
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