分析サービスのご案内:熱膨張率試験(TMA・レーザー干渉法)、湿度制御TMA試験、荷重たわみ温度試験

分析サービスのご案内:熱膨張率試験(TMA・レーザー干渉法)、湿度制御TMA試験、荷重たわみ温度試験のご案内

今月は熱膨張率試験(TMA・レーザー干渉法)、湿度制御TMA試験、荷重たわみ温度試験についてご紹介させていただきます。

熱膨張率試験(TMA)

 多くの製品や部品は作動時に発熱することで変形や熱劣化など熱による不具合が発生します。
 多層製品などは各々の素材の線膨張係数が異なるため、反りによる変形や剥離が発生します。
 TMAは、炉内の試料温度を温度プログラムによって変化させ、その際に発生する変位を作動トランスで検出し、線膨張係数を求める方法です。
 固形状の場合は圧縮モード、フィルム状の場合は引張モードと、試料の形状に合わせた測定モードで対応できます。

熱膨張率試験(レーザー干渉法)

 レーザー干渉法は、レーザー光のような規則正しい周期をもった光波を二つに分け、再合成すると光波の干渉現象が観察されることを利用して、試料の変位を計測する方法です。
 光源としてHe-Neレーザーを使用しており、微小な変位や変化を検出することで正しい線膨張係数の測定が可能です。

湿度制御TMA試験

 湿度制御TMAは、TMA装置に恒温恒湿槽をつけることにより、雰囲気湿度を変化させたときの膨張や収縮などの変形を測定することで、水分に対する試料の安定性を調べることができます。

荷重たわみ温度試験

 プラスチックは高温環境において変形することがあります。
 荷重たわみ温度試験は、一定の荷重下で試験片に3点曲げの力を負荷し、一定速度で昇温させて規定のたわみ量に到達した時の温度として求める方法です。
 熱変形温度と呼ばれることもあり、材料の耐熱性の一般的な評価基準です。

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