試験サービスのご案内：
　万能試験機による機械試験とシミュレーションのご案内

　機械試験の代表的な試験としては、引張試験、曲げ試験、圧縮試験があります。
　引張試験は、試料に破断するまで制御された張力をかけ、試料の引張強度、応力、降伏点、伸び、ひずみなどを測定する試験です。
　曲げ試験は、引張試験と同様に材料の機械的性質の評価として、試料の曲げ強さ、曲げひずみ、曲げ弾性率を測定する試験です。
　圧縮試験は、同様に材料の機械的性質の評価として、試料の圧縮強さ、圧縮ひずみ、圧縮弾性率を測定する試験です。
　住ベリサーチでは、-150℃～350℃の幅広い温度帯域での測定や、特殊形状や製品に近い形状でも治具を作製することにより、試験が可能な場合があります。
　また、このほど、デジタル画像相関法（DICM）を導入し、試料表面のランダムパターンをデジタル画像として取り込み、試料の変形前後でのパターンを比較することで、変形・ひずみを非接触で測定することができるようになりました。

　製品の開発に当たっては、各ステージにおける試験・評価が重要ではありますが、実際の構造体での試験・評価は難しい場合があります。また、試作→評価のサイクルが増えることや、評価で不具合が発生した場合の手戻りにより、開発日程にも影響をきたすことがあります。
　シミュレーションは解析対象において、変化する物理量を有限要素法FEM）などにより解析・予測するもので、開発期間の短縮やコスト削減につながります。
　住ベリサーチでは構造解析、熱伝導解析、樹脂流動解析など、様々なシミュレーションが可能です。また、シミュレーションだけではなく、シミュレーションに必要な材料特性（物性値）を精度よく測定することが可能です。