試験・分析サービスのご案内:
 水蒸気・ガス透過度測定及び水分測定のご案内

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今月は水蒸気・ガス透過度測定及びカールフィッシャー法による水分測定についてご紹介させていただきます。

水蒸気透過度測定(透湿度) 赤外線センサー法

 プラスチックは水蒸気を通す性質があり、例えば、食品・医薬品などの包装材として使用される場合、賞味期限や使用期限に多大な影響を及ぼすため、できるだけ水蒸気が通り抜けない包装材が求められています。
 比較的短時間で微量な水蒸気透過度が測定でき、試作・開発フェーズの効率アップにつながります。
 防湿性の評価に役立ちます。

水蒸気透過度測定(透湿度) カップ法

 上記の赤外線センサー法よりも高温・高湿度雰囲気での水蒸気透過度の測定が可能です。
 防湿性の評価に役立ちます。

ガス透過度測定 等圧法(モコン法)による酸素透過度

 プラスチックは酸素を通す性質があり、例えば、食品などの包装材として使用される場合、酸化による賞味期限や味覚などの品質に多大な影響を及ぼすため、できるだけ酸素が通り抜けない包装材が求められています。
 実際に使用している状態に近い状況での酸素透過度を評価することができます。
 酸化の課題解決に役立ちます。

ガス透過度測定 差圧法によるガス透過度

 プラスチックはガスを通す性質がある一方、工業製品の品質の要求水準が上がることで低ガス透過性が求められるとともに、正確なガス透過度の把握が求められています。
 差圧法では多様なガスが測定可能で、ガス種の違いによる透過度の違いを確認することができます。
 ※ 協力機関での対応となります。

カールフィッシャー水分測定

 プラスチック材料および製品では、試料内に残存する水分により成形時にボイドになる、加水分解を引き起こす、などの不具合が起こる場合があることから、試料内の水分量を把握することは非常に重要です。
 水分によるプラスチックの成形不良課題解決に役立ちます。

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