分析サービスのご案内:接触角測定、水分吸脱着測定のご案内
分析サービスのご案内
今月は 接触角測定、水分吸脱着測定についてご紹介させていただきます。
接触角測定
接触角は固体と液体のぬれ性を表す重要な物性で、ぬれ現象(濡れ性評価、撥水性評価)の尺度とされます。
試料に水などを滴下し、試料表面を基準に、液滴の端点における液の角度を測定します。
また、表面自由エネルギーの導出が可能です。
接触角計を用いて懸滴(ペンダント・ドロップ)法により測定することで液体の表面張力も測定可能となりました。
また、液体/液体の界面張力測定や、表面張力の成分分離も可能です。
水分吸脱着測定
水分吸脱着測定は重量法により、様々な物質の水分吸脱着量を自動的に測定する試験です。
電子材料に使用されるプラスチック材料および製品では、環境からの吸湿・拡散により取り込まれる水分が素子の作動に不具合を引き起こす場合があり、材料の吸湿特性を把握するために非常に有効な試験となります。
超精密天秤(分解能0.2μg)を使い、設定された温度・湿度サイクル下で装置内から取り出すことなく水分吸脱着量を測定します。
また、得られた水分吸脱湿挙動から水分拡散係数を算出することもでき、拡散係数を用いたシミュレーション解析を実施し、成形品中の水分分布の可視化をすることも可能です。
お問い合わせ CONTACT
当社へのご相談・ご質問がございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。
WEBでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
- 営業部(東日本)
- 03-5462-7051
- 営業部(西日本大阪)
- 072-977-2065
- 営業部(西日本名古屋)
- 052-726-8392