光沢度測定
概要
物体の表面の状態を表す指標の一つとして光沢があります。光沢度計による測定は、物体の表面に当たった光が反射する量を測定して鏡面光沢度を求める方法です。屈折率が1.567のガラスの鏡面光沢度を基準として、この値を100%として表します。

入射光と同じ角度に反射した光を鏡面反射光と言います。
試料表面が滑らかな場合、鏡面反射が多いので光沢度が高くなります。逆に試料表面が粗いと入射光が様々な方向へ拡散するので鏡面反射光が少なくなることから光沢度が低下します。
試験方法と測定例
特微
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測定光の入射角度は20°、45°、60°、75°、85°が選択できます。


測定例

用途
建築材料、塗装材料を中心に、各種プラスチック製品、自動車用鋼板などの光沢評価をすることができます。
- 対応規格例
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JIS Z 8741 鏡面光沢度-測定方法
保有装置
日本電色工業製 光沢計 VG7000
サンプルサイズ
標準サンプルサイズは15mm×45mm(平滑)以上です。
上記と異なる場合などは、弊社までご相談下さい。
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