FMVSS燃焼性試験

概要

自動車用内装材料の難燃性評価法であり、車内で発生する火災を想定し、自動車で使用される材料において必須の試験になります。FMVSS燃焼性試験は、所定サイズの試料に接炎した後、規定区間の燃焼速度によって難燃性を評価する方法です。自動車向け材料のスタンダードな試験方法のため、難燃性を正しく評価することができます。

試験方法と測定例

原理

試験片を金属板に挟んだ状態で水平に保持し、試料端面に38mm炎を15秒間接炎し、A標線からB標線間254mmにおける燃焼速度により判定を行います。

FMVSS燃焼性試験概略図

特微

  • FMVSS規格に準じたスタンダードな試験方法のため、難燃性を正しく評価することができます。

測定例

FMVSS燃焼性試:試料設置状態と設備外観(画像)

用途

自動車内装部品に関わる素材の燃焼性評価

サンプルサイズ

試験片 356mm×102mm×tmm

規格例

Federal Motor-Vehicle Safety Standard(米国連邦自動車安全基準)302「Flammability of Interior materials」

お問い合わせ CONTACT

当社へのご相談・ご質問がございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせください。

WEBでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

営業部
03-5462-7051
関西営業部
072-977-2065