高周波回路の伝送特性評価

概要

5G等の情報通信の高速・大容量化に伴い、電子通信機器には高周波信号を効率的に伝送する回路が使用されています。
高周波の伝送特性(伝送損失)は、回路形状やその構成材料の特性、作製工程の影響などにより決まるため、実際の回路の伝送特性(伝送損失)、高周波特性を把握することは、高周波用途の回路基板設計や材料開発に有効です。

試験方法と測定例

原理

ストリップラインやコプレナラインといった平面回路はマイクロ波やミリ波などの高周波回路で使用されます。高周波回路について、精密プローブとベクトルネットワークアナライザを用いた測定システムを用いることで、高周波で用いられる微細な回路の伝送特性が測定できます。

画像_高周波回路の伝送特性測定システム全景
図_高周波回路の伝送特性測定回路パターン例

特徴

● 精密プローブを用いることで再現性高く伝送特性を評価することができます。
● 最大110GHzまで伝送特性の測定が可能です。

 

測定例

銅張積層板(CCL)の伝送損失評価

グラフ_銅張積層板(CCL)の伝送損失測定結果

用途

1.高周波での伝送特性の評価
2.高周波回路の損失要因の解析

 

サンプル

回路基板
(詳細はお問い合わせください)

 

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