高速面衝撃試験

概要

耐衝撃特性は材料の重要で基本的な機械物性です。高速面衝撃試験は水平に保持された板状の試料にストライカを落下させてパンクチャー衝撃特性を評価する方法です。衝撃力と変位を計装測定することで衝撃破壊エネルギーを求めることができます。

※協力機関での対応となります。

試験方法と測定例

原理

プラスチック・金属等の材料が衝撃を受け、破壊または損傷する際の荷重の変化を測定するために、荷重計測装置を内蔵した撃芯を自由落下、または空気圧によって加速し衝撃を与えます。

特徴

  • 変位または時間に対する荷重変化の曲線が得られます。
  • 衝撃時の荷重、エネルギーを測定できます。

測定例

ポリカーボネートシートの測定例
<条件> 受け台:3インチ スピード:7.8m/s 撃芯:Φ1/2” 先端:R1/4” 荷重:125N
図1 23℃試験
23℃試験結果
図2 -30℃試験
‐30℃試験結果

用途

  • 衝撃吸収エネルギーの測定
  • 衝撃吸収性能の検討

サンプルサイズ

長さ100mm 幅100mm 厚さ1~12mm

規格例

ASTM D 3763 「Standard Test Method for High Speed Puncture Properties of Plastics Using Load and Displacement Sensors」

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