X線CTによる3次元非破壊観察

概要

X線CTとは、360度全方向からX線を照射して透過像を取得し、取得画像を再構成処理を行うことで、物体内部の構造を非破壊で三次元的に観察する手法です。

試験方法と測定例

装置

型式:三次元計測X線CT装置 ヤマト科学 TDM1000H-II(2K)
空間分解能:0.5~22.5 μm
観察可能試料サイズ(目安):~45 mm

三次元計測X線CT装置 ヤマト科学 TDM1000H-II(2K)全景画像
三次元計測X線CT装置 装置概要図

特徴

  • 高い空間分解能を有し、微細構造の観察が可能です。
  • 高分子材、無機材、複合材等、多種多様の材料・部材に適用可能です。
  • 三次元データ解析ソフトを使用して、より効果的に画像解析が可能です。

用途

1.製品内部の非破壊観察
2.製品内部のボイド、異物等の欠陥の検査
3.繊維強化プラスチック成形品内の繊維観察 など

X線CTによる3次元非破壊観察例:ボールペン観察
X線CTによる3次元非破壊観察例:ICチップ
X線CTによる3次元非破壊観察例:製品内部のボイド観察
X線CTによる3次元非破壊観察例:繊維強化プラスチック成形品の繊維配向観察

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