破面解析

概要

プラスチック成形品や製品は、使用環境や応力により破損や破断などに至ることがあります。破面解析は、破損・破断した製品や部品の破面を詳細に観察する事により破壊原因を推定する方法です。

試験方法と測定例

特微

  • 破面やその周辺を光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察します。
  • 破面の形態的特徴から、破壊起点、進行方向、破壊モードを推定します。

用途

  • 破壊原因の調査
  • 材料設計や構造設計の方向づけ

特徴的破面

放射状模様の収斂(しゅうれん)する部位や円弧模様の中心は破壊起点を示しています。

また、川の流れ模様(リバーパターン)は破壊の進行方向を示し、破壊進行方向に垂直な縞模様は破壊が段階的に進行したことを示しています。

このように、破面に残された様々な形態的特徴から破壊の状況を調査します。

画像:特徴的破面_放射状模様、円弧模様、リバーパターン、縞模様

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