フェノール樹脂複合材中微量成分の同定
概要
フェノール樹脂複合材は高絶縁性、高耐熱性を有していることから、多くの工業製品に用いられています。複合材においては成分が微量でも特性に影響を及ぼすことは少なくありません。そのため、材料開発においては、原材料に含有する微量成分を同定することが重要です。
しかしながら、複合材をそのまま測定しても、微量成分の検出量は十分でなく、分析することが困難な場合があります。そのため、微量成分を高い確度で同定するためには、阻害成分となる成分を複合材から分離し、低減させる適切な抽出処理を行った後にGC-MSを用いて分析することが有効です。
測定例
フェノール樹脂複合材から抽出処理を行い、GC-MS分析を行うことで2種の微量添加物を同定することができました。

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