試験サービスのご案内:表面抵抗・体積抵抗試験、絶縁破壊試験

試験サービスのご案内:表面抵抗・体積抵抗試験、絶縁破壊試験のご案内

今月は表面抵抗・体積抵抗試験、絶縁破壊試験についてご紹介させていただきます。

表面抵抗・体積抵抗試験

 プラスチックをはじめとする絶縁体は電気回路を構成する部材として利用され、高い電気絶縁性が求められています。
 その評価法の一つとして抵抗値があります。表面抵抗・体積抵抗試験は、電圧印加時に試験片の表面もしくは内部に生じる微小な電流を測定し、抵抗値を評価する方法です。
 住ベリサーチでは、絶縁抵抗計を用いて10の4乗~10の16乗Ωの広範囲な抵抗レンジにて、-70℃~200℃の幅広い温度範囲での測定が可能なため、様々な電気機器に使用される材料の抵抗評価が可能です。また、専用の治具を用いることで、粉体や液体の体積抵抗率も測定可能なため、様々な材料形態での抵抗評価が可能です。

絶縁破壊試験

 絶縁体に高電圧を印加すると、その電気エネルギーにより絶縁破壊を起こし、絶縁体としての機能を失います。
 絶縁破壊試験は、試験片を二つの電極で挟み、絶縁破壊するまで電圧を印加することで電気的な強度を評価する方法です。どんなに抵抗率が大きな材料であっても、電圧に対する電気的な強度が大きくないと信頼性を維持することはできません。絶縁破壊試験は絶縁体としての信頼性を評価する重要な試験です。
 住ベリサーチでは、各種形状・サイズの電極を取りそろえており、各種試験規格を参考にした測定が可能です。また、交流100kVという非常に高い電圧の印加が可能で、高温(~200℃)および低温(~-40℃)での試験も可能です。さらに、板材だけでなく、フィルム材での試験にも対応しております。

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